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脳筋たちが愛しくなるエピソード集|『陸上自衛隊ますらお日記』ぱやぱやくん

2022/10/06

元陸上自衛官だった著者が、自衛官時代の日常を紹介している一冊。

「元自衛官による自衛隊の紹介本」とだけ聞くと、ミニタリー色が濃く専門用語が出てきたり、真面目で堅苦しい話しを想像するかたが多いと思います。

そんなことはなかったです!

表紙の可愛らしいイラストに負けず劣らず、中身もとても可愛らしい?エピソードが満載です。

「陸上自衛官=ますらお」とのことですが、自分の中では「ますらおたちの生活=脳筋だらけの男子校」な印象です。
(バカにしてないです、誉めてます)

ウチは男子校出身ですが、その時のノリに近いように感じました。

益荒男/丈夫(ますらお) の意味

1 りっぱな男。勇気のある強い男。ますらたけお。ますらおのこ。⇔手弱女(たおやめ)

2 武人。兵士。

3 狩人。猟師。〈日葡〉

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日々の激しい訓練、駐屯地内での厳しい規則や過ごし方。
特に外出時の行動や恋愛模様は笑っちゃいけないけど「そらそうなりますよね~」と納得させられる内容です。

日常紹介以外にも差し込まれるColumn、豆知識的なことからライフハックまであり面白いです。

特に『ますらおライフハック』は納得。自分も普段からよく使っており、ピンチの時や無理難題にあたった時など、仕事中の会話でもあえて「ファンキーだねぇ」と口に出すように意識しています。


面白くて和むだけでなく、その世界観に納得や共感できることもあり、読み進めるほどに「ますらお」さんたちが愛らしく、より親しみを感じました。

自衛隊の一般開放などのイベント、一度行ってみたいと思いつつも行っていないので、改めて行く気持ちを強く持ちました。

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てんこ

40代シンパパ。マーケティングリサーチャー。小学校高学年で光栄「三国志」にハマり、「提督の決断」にも手を出し、高校時代から架空戦記が愛読書。戦記物が大好き。歴史大好き。バンドにもハマって今でもBassが心の友。空き時間で資格勉強中(取得済:メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種・Ⅲ種)。老後を見据えた趣味として、歴史に関する考察などを書いていきたいです。

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